ハイビック平田の最大の強みは高品質かつ短納期のめっき加工。大手自動車メーカーをはじめ、毎月平均2,000種類もの製品の納品実績を誇ります。品質と安全性にこだわった独自のめっき加工技術と、熟練の技術者たちによる丁寧な仕事で、多様化するニーズにしっかりお応えします。
また、高い検査技術もハイビック平田の特徴のひとつです。科学的に分析、検証し、不良品を減らすための最適化されたワークフローで品質管理を行っています。
自動車で使われている金属部品に見えるものの多くは、実はプラスチックにめっき加工を施したものです。銅→ニッケル→クロムの順で電気めっき※をすることでまるで金属のようなツヤが生まれ、外観を美しく仕上げることができます。
※ めっきをしたい金属などの素材を陰極(マイナス側、カソード)として、めっき皮膜となる金属のイオンを含む溶液に浸し、電気分解するめっき技法。
自動車のエンジン部品などには常に継続的な摩擦が発生します。そのような消耗の激しい部品の摩耗を防ぐ目的で硬質めっきを施します。また、エンジンのシリンダ内壁には特に強度高い硬質クロムめっき※が利用されます。
※ めっきの中で最も硬い皮膜をつける事が可能な表面処理技術。
自動車の構造材料には鉄鋼が多く使われています。強度が高く安価というメリットがある反面、さびやすいというデメリットがあり、酸素や水分による腐食を防止するために亜鉛めっき※が施されます。亜鉛めっきは、金属の溶接や加工の際にも優れた保護効果を発揮します。
※ 亜鉛の薄い膜を金属表面に形成する表面処理技術。